なぜ我々は漢字をすぐに忘れてしまうか?考えてみた
- 特殊な理由で漢字に接している
- ものを覚えるのが極端に苦手
- なぜ漢字を思い出すのが難しいか?
- まずはパーツだけでも思い出す
- 毎回漢字表記を確認する機会を持つ
- いろんな漢字表記を見ることでパターンを掴んでみる
- どんな意識を持つことで漢字を忘れづらくできるか?
- これまでの話をまとめるとこうなる
特殊な理由で漢字に接している
普段からある理由で漢字に接している。
まぁ普段から日本語に接するなら漢字に接するのは当たり前なのだが、僕の場合は国漢文混用(こっかんぶんこんよう)という韓国語の文において漢字を混ぜ込む書き方をしており、そこで漢字をよく使っているというわけだ。
日本で使う漢字とは違って韓国で使う漢字はいわゆる日本でいう旧字体にあたる。韓国においてはそれを「韓国正字」と呼ぶのだが。
例えば韓国における漢字では「学」を「學」と書く。ちなみに「學(学)」は韓国漢字音では「학(hak, ハク)」と発音する。
とは言え新字体と旧字体(韓国においてはそれぞれ「略字」と「正字」と呼ぶ)において画数は多くなるものの、基本的に大差ないため、その違いは考慮せずに、一括りに同じ漢字とすることにする。
というのはどうでもいいとしてこの記事では「なぜ我々は漢字をすぐに忘れてしまうか?」という考察をしたいと思う。
ものを覚えるのが極端に苦手
私は特にものを記憶するのが苦手で、漢字以外にも都道府県やなんなら九九すら頭から抜け落ちやすいのだ。これは明らかに記憶するのが苦手と言えるだろう。普通の人なら半永久的に覚えておける事象すら自分は時間が経てば忘れてしまう。具体的にはあるものを一回覚えて1ヶ月〜5ヶ月ほど経つと完全に忘れてしまう。
よく「エビングハウスの忘却曲線」とか言って、一回ある物事を覚えて、忘れてきそうなタイミングでもう一度覚えれば記憶がさらに定着してそれを何度も繰り返すと記憶が定着するというものがあるが、私にはそれが適用されないのだ。
なぜ漢字を思い出すのが難しいか?
というわけで僕が漢字を忘れていくときの細かい心情?順番?をこれからまとめていく。とは言え順序立てて説明するのが苦手なためぐちゃぐちゃになってしまうことはご理解いただきたい。
まずはパーツだけでも思い出す
その漢字をどう書くかを忘れてしまうときというのは、まずどんなパーツが来るかが思い出せないというわけである。ここで言うパーツとは偏と旁などをイメージしてもらえればいい。ここではパーツと表現する。
というわけでその漢字の最初に書くパーツだけでも思い出すという作戦である。そのパーツが何なのであるかを思い出せれば勢いで書ける場合が多い。
次、僕は漢字を思い出そうとすればするほど思い出せないことが多いのだ。というわけで普段から軽い気持ちで文であったり漢字を書こうというわけだ。漢字は具体的に「ここにこのパーツが来るな」と意識するのではなく、勢いで書いたほうがすんなりと書ける場合が多いのだ。
次はちょっと特殊です。実は最近Ankiを使って韓国語を学習している。

このような感じでよく見たら上の方に「切實히」と漢字とハングルを混ぜて書いている。これがまさに上でも説明した国漢文混用(体)である。
Ankiは性質上、「表面(おもてめん)」と「裏面(うらめん)」という2つの概念があり、表面に覚えたい事象を書いて、裏面にその答えを書く。そして僕が裏面を見たときに上の画像にあるような答えが出るわけなのだが、そこの漢字表記も一緒に覚えるという作戦なのだ。
わかりづらいと思うため、別の例を提示する。例えば以下の画像を見てほしい。
▼以下が表面であり、クイズの「問題」が書かれている面である。「귀농」とハングルで書かれている。

▼そして以下が裏面であり、クイズの「答え」にあたるものが書かれている面である。

問題の答えが漢字とハングルが混ざった国漢文混用(体)で書かれているのだが、その上に小さく漢字で「歸農」と書かれている。
毎回漢字表記を確認する機会を持つ
ここがツボで、問題文を見たあとにその漢字表記も毎回一緒に確認するというものだ。そうすることで頻繁にその漢字表記を見ることになるため、「脳により定着させられることができるのではないのか?」という考え方です。
そしてそもそもこのAnkiというアプリを僕は使っているわけだが、どんどんと項目を増やしていくと漢字表記できる韓国語の単語も増えていくわけであり、そうするといろんなパターンの漢字表記をみることも増えていく。
いろんな漢字表記を見ることでパターンを掴んでみる
分かりづらいためもっと具体的に説明すると「リュック」を意味する「배낭」という単語がありこれは漢字で書くと「背囊」である。この「嚢」という字はいっけん複雑だが、このレベルに複雑な漢字に接していくとだんだんと「おっ、この漢字は左側にこのパーツが来るけど、この単語の場合は左側に別のパーツが来るんだな。と思ったらこの単語のときは何もパーツが付かないんだな」などのように感じられるようになる。
これでも分かりづらいと思うため、もう少し説明しようと思う。
「嘘」という漢字の場合左側に「口」というパーツが来るが、「虚偽」の「虚」には「口」などのパーツが付かない。そんな感じで多くの漢字を見ていくことでパーツの有無を把握できていきそうだという考えなのだ。
分かりづらくて申し訳ない。
ちなみに覚えづらい漢字には以下のようなものがある。
・歸(帰の正字)
・寢(寝の正字)
・遲(遅の正字)
・龜(亀の正字)
・鹽(塩の正字)
・餐
・饌
・盞
・檎
・薔
・薇
・徵(徴の正字。実は線が1本あるかないかで微妙に違う)
こんな感じで普段見ないようなパーツがあると一気に覚えづらくなる。
というわけで次に言いたいのが、「普段見ないパーツで構成された漢字は覚えづらい」という話だ。
ただ「使うパーツや画数などが無駄に多いだけで、実は普段よく見るパーツだけで構成された漢字の方がより覚えづらい」のか、今言ったように「普段見ないようなパーツで構成された漢字の方がより覚えづらい」のかは正直わからない。
僕の場合、「嘘」のように「口」というパーツを付けるべきか付けるべきじゃないかを判別し間違えることも多いのだ。他の例で言うと「俳優」という漢字があるが、その中の「優」という字にある「亻」を付けるべきか付けるべきじゃないかがわからなくなることがある。
どんな意識を持つことで漢字を忘れづらくできるか?
一旦話は戻って、漢字をできるだけ長く脳内に定着させるために大事なことは
- 普段からふと頭に思い浮かんだ漢字をできるだけ脳内で思い出そうとする
- 普段からできるだけ漢字を使って文を書く習慣をつける
- 普段から漢字を好きという気持ちを持って、漢字に対する意識を持つ機会を増やす
あたりかなと感じている。
これまでの話をまとめるとこうなる
今回の話をまとめるとこのようになる。
- 最初に来るパーツだけでも思い出すこと
- 強く意識するよりも軽い気持ちを持って勢いで書く
- 普段からいろんな漢字に接する(いろんなタイプの漢字に接するために漢検対策するのもありかも?)
- 漢字に対して忘れたくないという意識を普段から持つ
こんなところだろうか。以上で今回の話を終える。じゃーの。