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韓国語特化型サイト 〜韓国語以外の言語やそれ以外のことについても書きます〜

日本語と韓国語の似ている部分を徹底的にまとめてみた【永久保存】

初めに

こんにちは。語学オタクです。今回は日本語と韓国語がどれくらい似ているかを紹介していきます。(私は韓国語に対して好感を持っています。)

語順が日本語とほぼ同じ

日本語と韓国語めっちゃ語順が似てます。98%は似てるんじゃないかなーというのが個人的な感想です。大抵義務教育で英語を学ぶと思うんですけど、その比じゃありません。とにかく翻訳・通訳するときも前から訳していけばいいのです。めっちゃ楽です()

  • 英語 主語 動詞 目的語 SVO
  • 日本語 主語 目的語 動詞 SOV
  • 韓国語 主語 目的語 動詞 SOV

漢語や和製漢語が多く使われているから語彙を覚えるのが比較的楽

漢語は食事とか辞典とか以前とかそういう単語です。中国語由来の単語とか和製漢語のことですね。韓国語にも日本語と同様、固有語(日本語でいう和語、大和言葉漢語外来語があるのですが、漢語も日本語とほぼ変わりません。ただ、発音が韓国漢字音になるだけです。食事もシクサ、辞典もサジョン、以前もイジョンになるだけです。めっちゃ簡単です。

助詞がほぼ日本語と一対一で対応している

助詞については細かい説明が必要なのですが、基本的な文法は日本語とほぼ同じです。

細かい説明

日本語は母音で終わる単語がほとんど(日本語で子音で終わるのって「ん」だけじゃない?)で、韓国語は母音で終わる単語も多ければ、子音で終わる単語も多いため、母音で終わる単語につける助詞と子音で終わる単語につける助詞の2パターンがあります。

日本語と韓国語の助詞対照表

日本語 韓国語

    子音終わり単語に/母音終わり単語に

〜は  〜은(ウン)/는(ヌン)

〜が  〜이(イ)/가(ガ)(←これ発音も日本語と同じ「ガ」!!)

〜を  〜을(ウル)/를(ルル)

〜に  〜에(エ), 〜에서(エソ)(←子音終わり、母音終わり関係なしに同じ形の助詞がつく。〜에は「〜に」、〜에서は「〜で」などのような意味を表す。)

〜へ  〜으로(ウロ)/로(ロ)

〜から 〜부터(ブト), 〜에서(エソ)(←〜부터は時間的な意味の「〜から」を意味し、〜에서は場所的な意味での「〜から」です。)

〜まで 〜까지(ッカジ)

〜と  〜과(グァ)/와(ワ)

〜や  〜이나(イナ)/나(ナ)

〜の  〜의(エ(正式には「ウイ」だが簡略化されて「エ」という発音が一般的に使用されている。))

まぁざっとこんな感じです。

どういうふうに助詞のシステムが似ているのか

お互いの助詞を太字にして例を挙げます。「私友達東京遊びます。」これを韓国語に直すと「저 친구 도쿄에서 놀아요.」となります。それぞれ「は」と「는」、「と」と「와」、「で」と「에서」が一対一で対応しています。つまり英語みたいに考えなくても、日本語の文ではここに「〜は」が来るから韓国語の文では은または는に変えればいいんだという考えで翻訳ができます。

(基本的に日韓間の助詞は一対一で対応できるのですが、韓国語では「이것 뭐예요? (これ何ですか?)」と表現されるなど一部例外もあります。)

偶然似た系(おまけ)

偶然日本語と韓国語が似た例を紹介します。

助詞の「が」

日本語の格助詞「が」、上で説明したとおり韓国語でもある条件を満たせば、「가(ガ)」になります。結構韓国語初心者でこの共通点?に気付いて感動する人多いんじゃないかな。

ちなみに

ちなみに日本語の「〜氏」、「〜さん」、「〜くん」にあたる韓国語で「〜씨(ッシ)」というのがあるのですが、これも日本語の「〜氏」と似ていますよね。厳密にはすこーしだけ違うのですが、人によっては、大雑把に見れば似ていると感じるでしょう。例を挙げると、「ムンジェイン氏が」は韓国語では「문재인 씨가(ムンジェインッシガ)」となります。日韓ほぼ同じです。

目的地や場所を表す「〜に」「〜へ」

目的地や場所を表すとき、韓国語では「〜에(エ)」が使われます。学校に(へ)行きます。→학교에 가요.(ハッキョ ガヨ)これもめっちゃ似てて楽しいでしょ。

名詞+だ

韓国語でも「名詞+だ」は同じです。「名詞+다(ダ)」です。ゲーム実況を見てて日本の実況者も「ナイスだ!」って言ってたし、韓国の実況者も「나이스다!(ナイスダ!)」と言っていたのを見かけたことがあります。

厳密には、母音で終わる単語には다(ダ)または이다(イダ)がつき、子音で終わる単語には이다(イダ)がつくというルールがあります。

最後に

今回は日本語と韓国語が似ている点を挙げました。実際「アンニョンハセヨ」、「カムサハムニダ」、「サランヘヨ」程度しか知らない人がほとんどじゃないかと思うのですが、今回の記事で、日韓間の言語はこんなにも雰囲気が似ているということが分かったのではないでしょうか?

それじゃ、じゃーの。